基礎科終了レポート
いろいろ健康情報ある中でも、何をどう食べたら、健康になれるのかわからない感じが日々強くなっていました。
食だけでは健康になれないと思っていましたが、少しでも身体によい食事をつくれるようになりたいとも思っていました。
5年程前に先生のご本(ハッピー/らくらくマクロビオティック)に出会いました。体験談などを拝見して、食事で病気や体調不良が良くなるなんてすごい!と思いました。
今回は体調を整える基本の料理が知りたくて受講させていただきました。
今までの食事の傾向など
2011年3月の東北の震災の後、放射能汚染が心配されたので、しばらく玄米・わかめの味噌汁を食べていた。半年過ぎたあたりで自然と白米に戻っていった。
おかずを食べ過ぎ。(おかずは残すともったいないので、食べたくなくても食べる。)ご飯がたまに足りなくなるとご飯をたべず、おかずだけ食べた時も時々あった。
日々、特に夜食べすぎで身体や気分までも重くなる。食べ物を消化するのに疲れる、そして眠くなる。
眠気覚ましのコーヒー(一日2〜3杯)(以前はコーヒーを飲むと胃がもたれたので、飲まなかった。日中の異様な眠気(睡眠不足)で仕方なく飲むようになる。そのうち飲まずにいられなくなった。)
夜:雑穀ご飯(七分搗き米+雑穀ミックス)、味噌汁(とうふ、わかめ)、出来合いのお惣菜(鶏唐揚げ、コロッケ、餃子など)
晩ご飯をお腹一杯食べ、食後にシュークリーム。(仕事の疲れから主人が甘いものを欲し、毎日買ってきた。)
さすがに毎日はよくないと思ったが、つられて食べてしまう。
仕事のストレスや気持ちが満たされないと、つい食べ物に走ってしまうくせがある。ここ数年やめていたポテトチップス、がまた再発してしまい、気の済むまで食べてしまう。
先生からまず食事指導をして頂くために、教室参加直前一週間程の食事記録を見てもらいましたら、ひどい食事である事、特に野菜不足であるとのご指摘を受けました。
教室参加直前一週間程の食事↓
朝:緑茶+青汁。または、モーニングセット(玉子ハムサンド+紅茶)など
昼:リゾットかスパゲティー、生野菜サラダ、コンソメスープなど
晩:雑穀ご飯(七分搗き米+雑穀ミックス)、味噌汁(とうふ、わかめ)、出来合いのお惣菜(鶏唐揚げ、コロッケ、餃子など)
おやつ:ポテトチップス、おかき、あんぱん、マロンパイなど
先生からの食事のアドバイス
朝食を食べず、梅生番茶(薬草茶(どくだみ、よもぎ)+梅生番茶の素)を飲む。
青汁(=陰性)をやめる。(身体を冷やす陰性とは知らなかった)
一日一食でもいいから玄米を食べる。
間食をしない。間食の代わりにおにぎりにする。
外食する場合は、なるべくご飯もの、またはおそばにする。
これまでの体調
それまで巷の健康情報等を頼りに自分なりに健康に気をつけていて、特に大きな病気になることもなく、無事に過ごして来ました。
ただなんとなく調子悪い、元気ないという未病状態ではありました。(若い頃に、東洋医学の先生に診て頂いたら、「普通に元気な人を
普通自動車に例えるならば、あなたは軽自動車の馬力しかありません。」と言われました。生まれもった生命力が弱いということでしょうか。。)
気になっていた症状
私:身体が疲れやすく、便秘がち。軽いめまい。生理不順。
主人:耳鳴り。不整脈。
食事を変えて
主食は玄米。
けんちん汁は作り続けました。
動物性の食べ物がかなり減ってきた。
体調などの変化
私:
薬草茶+梅生番茶を飲み始めたら、身体に力が入ってきて、とても血色が良くなって行った。(途中、中断してしまったら、また血色が悪くなってしまった。)
おかず食べを意識的にやめるようにしたら、全体的に食べる量が減った。
たくさんのおかずが必要なくなってきた。(あまり食べたいと思わない。)
下腹ぽっこりがなくなった。
お腹周りがかなり痩せ、ワンサイズ小さくなった。体重は4キロ減少。
足のむくみが、すっきりしてきた。
睡眠時間が多少減っても大丈夫になった。(食べる量が少なくなったため?)
日中異様に眠くなることがなくなった。
身体が疲れにくくなった。
主人:
耳鳴りがだいぶ軽くなってきた。
あまり肉を欲しなくなってきた。
あんなに好きだった甘いものもほとんど食べない。
多少痩せた。
好転反応?など
黄色い鼻がずっと出ていた。
生理の時、2日間程今まで見たこともないような大量の経血の塊が出た。生理の期間も二週間ぐらいだらだらと長かった。
つめにすじ筋が出てきた。
甘いものを食べないようにしてたが、ある時にうっかりケーキセットを食べたら、翌日口角がまた切れてしまった。身体の反応の速さにびっくりした。
気づいたこと
体質改善のためには、一食だけ良い食事にしても、他によくないものを食べていると効果が小さい。
自然から離れるほど、不健康になる。自然なものを取り入れていけば、心も楽になっていくのかも。
心と身体はつながっている。(相互作用)
食欲はとても心にリンクしている。コントロールが大変。食べたくなくても食べてる。
自分の体質に合う食べものは、人それぞれで違う。
印象に残っていること
「この教室に来られた方は、運がいい方です。必ずよくなります。」と仰ったこと。その意味が後ほど段々わかってくるように。。
程々にやれば、程々の結果が出てくる。やった分だけ結果が出てくる。身体は正直に反応してくる。(中途半端にやると、結果も中途半端。)
先生はご自身のことをずぼらと仰っていたのでびっくりしました。そういえば先生が、材料を買い忘れたと言われたときには、他のあるもので代用するということもあり、臨機応変に融通をきかせて、ゆるくやることも大切なんだなと思いました。
水野南北さんのお話は興味深かった。食は運命を左右する、というお話。食べもので、人の気質も変わる。
これからの課題
変なこだわり、一人よがりをやめる。わからない時は、もんもんとせず、誰かに聞いてみる。
あらかじめ、先生の本を2冊(ハッピー、と らくらく)を読んでおいてから、お教室に参加していたのですが、
読んだだけでは、内容が右から左で頭にも入らず、身につくはずもありません。
何度も何度も先生のテキストを繰り返し読んで、食養の考え方を身に付けて行きたいです。(読み返す度に新たな発見があります。)
実際にやってみる。やって府に落とすのが大事と痛感しました。
食事や身体が先か、心が先か、両輪でやっていく。
一番大切なのは心の持ち方。
主食(ご飯)中心、よく噛む、食べ過ぎない。
これからもっと食を慎むように、できる範囲で小食に。
食事が小食だけでなく、物を大切に、無駄にしない。という事も教えて頂いた。普段から心掛けたいです。
地球のことまで考えて、マクロビを実践。環境への心配り。ずぼらな私は、楽で便利な方に流れてしまうため、なかなかそこまで出来ないですが、少しずつ出来るようになりたいです。
完全に玄米菜食を取り入れるのは難しいので、少しづつ取り入れる。
この半年間で、先生から教えて頂いたことは、あまりに沢山あったので、消化しきれていません。少しづつ自分の中に落としていきたいです。
あれもだめこれもだめかもで、段々何を作っていいのかわからなくなってしまい、心が苦しくなった時がありました。あれこれないから出来ないではなく、ではどうするか。ないものの代替を探したり出来るよう工夫する。
やれるところからやる。やらないよりマシ。
料理を作るのが面倒に感じる時が多いですが、そんな時にはせめて無心で作るようにする。
水分の取り方に気をつけてみる。今まで一日に飲む飲み物の量に無頓着だった。(水分を取りすぎると陰性になるようなので。)
先生のレシピは調味料はほとんどお醤油、自然塩だけ!?味付けがシンプル。これなら私にも出来そう!と受講が終了するころにようやく気がつきました。
調味料をいろいろ揃える必要がないので、教室で習った料理をもっと作る。
手抜きの買ってきたお惣菜でもいいから、なるべく玄米菜食に近い食事を続けていく。
食べる楽しみを程々にして、他に楽しみを見つける。
基礎科の受講は終了しましたが、恭子式マクロのほんの入り口に立っただけという感じがしています。
食で自分の身体を養うこともできれば、害することも出来る。食の大切さをしみじみ感じました。
半年間ありがとうございました。
恭子から一言
この方は、私はあんまりマクロビオティックの食事を実行していない、と、おっしゃっていましたが、レポートを拝見すると、とても、熱心に実行されたということが分かります。
なによりも、ご主人ともども、体調がよくなったのがなによりで、嬉しく思います。
これだけ実行されれば、十分です。
やらないよりマシ、の心で、お続けください。
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